ハワイ旅行といえば、フライト中の機内食も大きな楽しみのひとつです。特に空港についてからの食事には不安がつきもの。食べたばかりなのに機内食が出てきたらショックですよね。機内では「いつ食事が提供されるのか?」が気になる方も多いでしょう。
本記事では、JAL機内食の基本的な提供時間や、ハワイ便でのタイミングを分かりやすく解説します。あわせて、エコノミーとビジネスクラスの違い、機内食の更新時期、選べるメニューやドリンクの内容なども紹介。さらに、深夜便の特徴や提供時間外のドリンクやおつまみなど“知って得するポイント”もまとめます。ハワイでの機内食をどう楽しむかを整理していきます。
これを読めば、あなたのフライトがより快適で特別なひとときになること間違いありません。次のハワイ旅行の参考に、ぜひチェックしてみてください。

ハワイ便の機内食っていつ出てくるの?



航空会社によってもタイミングが違うと思いますが
今回はJAL/ANAについて検証してみましょう。
- JALハワイ便の機内食が提供される具体的なタイミング
- 深夜便と昼便における機内食の最適な楽しみ方
- エコノミーとビジネスクラスの機内食やサービスの違い
- 機内食のおかわりやドリンクサービスに関する便利な情報


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ハワイ便のJAL機内食について:基本情報を解説
ハワイ便の機内食はいつ出るの?提供タイミング
JALのハワイ便で提供される機内食は、往路(日本発)と復路(ハワイ発)で提供のタイミングが異なります。フライトスケジュールに合わせて最適な食事が楽しめるよう工夫されています。
往路(日本発→ハワイ着)
1回目の食事は、離陸してから約1〜2時間後、シートベルト着用サインが消えて安定飛行に入ったタイミングで提供が始まります。夕食や夜食にあたるしっかりとした内容のことが多いです。
2回目の食事は、ハワイ到着の約2〜3時間前に提供されます。こちらは朝食や軽食にあたる内容で、到着後の活動に備えて軽めに設定されていることが特徴です。特に夜に出発する深夜便の場合、1回目の食事は軽めに、2回目の朝食を充実させるなどの配慮がされています。
復路(ハワイ発→日本着)
1回目の食事は、離陸後約1〜2時間後の安定飛行中に出されます。ハワイをお昼から夕方にかけて出発する便が多いため、昼食や夕食にあたるメニューとなります。
2回目の食事は、日本到着の約2〜3時間前に提供される軽食です。長時間のフライトの合間に、小腹を満たすためのパンやスナック、ドリンクなどが中心となります。



フライトの時間帯によって食事のリズムは変わるため、搭乗する便のスケジュールを確認し、機内での過ごし方をイメージしておくのがおすすめです。
機内食は何時間のフライトから?JALの基準
JALでは、国際線のフライト時間に応じて機内食の提供基準を設けています。全ての国際線で食事が提供されるわけではなく、一定の飛行時間を超える路線が対象となります。
一般的に、飛行時間が約6時間を超える中・長距離路線では、しっかりとした食事が1回以上提供されます。ホノルル(ハワイ)線は、成田・羽田・関西・中部といった主要空港からの飛行時間が約7〜9時間となるため、この基準に該当し、原則として2回の食事サービスが実施されます。
このように、JALではフライト時間を一つの目安として、乗客が快適に過ごせるよう食事の内容や回数を調整しています。ハワイ便は長距離フライトのカテゴリに入るため、充実した機内食を期待できる路線と言えます。
JAL国際線機内食、エコノミーとビジネスの違い
JALの国際線では、搭乗クラスによって機内食の内容やサービスが大きく異なります。エコノミークラスとビジネスクラスでは、旅の体験を左右するほどの違いがあります。
エコノミークラス・プレミアムエコノミークラス
エコノミークラスの機内食は、JALの他の国際線とは一線を画す、ハワイ路線限定の特別なコラボレーションメニューなどが提供されるのが最大の魅力です。
例えば、ホノルルの大人気カフェ「アイランドヴィンテージコーヒー」が監修したオリジナルメニュー「ロコモコボウル」などが提供されており、ハワイに到着する前から現地の味を楽しむことができます。メインディッシュ、サイドディッシュ、サラダ、デザートなどが一つのトレーに美しく盛り付けられて提供されるスタイルは他の路線と同様です。
プレミアムエコノミークラスでは、この特別な食事の内容は基本的にエコノミークラスと同じですが、スパークリングワインなどの限定ドリンクや、食間のカップ麺といった追加サービスが受けられるため、より快適な時間を過ごすことが可能です。
ビジネスクラス
ビジネスクラスでは、食事体験そのものが旅のハイライトとなります。こちらもハワイ路線限定のメニューが用意されており、ホノルルで予約の取れない有名レストランのシェフが監修した、特別な和食や洋食のコースメニューから好きなものを事前に選ぶことができます。
食事は上質な陶磁器の食器で一品ずつ提供され、まるでレストランにいるかのような時間を過ごせます。また、好きな時間に好きなものを注文できるアラカルトメニューも充実しており、ラーメンやお茶漬け、軽食などをいつでも楽しめる点は、他の長距離路線と同様の魅力的なサービスです。ハワイへの期待感を最高潮に高めてくれる、美食の体験が待っています。
以下に、エコノミークラスとビジネスクラスの主な違いを表にまとめました。
項目 | エコノミークラス | ビジネスクラス |
提供形式 | トレーでの一括提供 | コース形式(一品ずつ提供) |
メニュー | 有名店監修のセットメニュー | 有名シェフ監修の和洋コース |
食器 | 専用の紙製・樹脂製食器 | 陶磁器、グラス |
選択肢 | メインを2種類から選択 | 事前選択可能なコースメニュー |
追加サービス | 限定的 | 充実したアラカルトメニュー |
ドリンク | ソフトドリンク、ビール、ワイン等 | シャンパン、高級ワイン、日本酒等 |
(ハワイ便は一般メニューと違う場合があります。詳細は航空会社へお問い合わせ下さい)
JALの機内食はいつ頃変わりますか?更新時期
JALの国際線機内食のメニューは、乗客を飽きさせないよう定期的に更新されています。季節感を取り入れたメニューや、新しいコラボレーション企画が登場するため、搭乗時期によって異なる味覚体験ができます。
メニューの更新サイクルは、路線やクラスによって多少異なりますが、一般的には3ヶ月ごと、つまり季節の変わり目に合わせて一新されることが多いです。具体的には、3月、6月、9月、12月から新しいメニューに切り替わるのが通例です。
この更新により、旬の食材を使った料理や、季節のイベント(クリスマスなど)にちなんだ特別なデザートが提供されることもあります。
搭乗前に具体的なメニューを知りたい場合は、JALの公式サイトで確認するのが最も確実です。公式サイトでは、出発地、目的地、搭乗クラス、搭乗月を選択するだけで、提供予定の機内食メニューを写真付きで詳しく見ることができます。旅行の計画段階でメニューをチェックしておけば、フライトへの期待感がさらに高まるでしょう。
気になる機内食のメニューは?実例を紹介
JALのハワイ便で提供される機内食は、搭乗クラスごとに趣向を凝らしたメニューが用意されています。ここでは、一般的なメニュー構成の具体例を紹介します。
エコノミークラスのメニュー例
エコノミークラスでは、日本の食文化を感じさせるバランスの取れた食事が楽しめます。
- 1回目の食事(夕食)例
- メインディッシュ:「鶏もも肉の柚子胡椒焼き」 または 「ビーフシチュー 温野菜添え」
- サイドディッシュ:海老とブロッコリーの和え物
- フレッシュサラダ
- パン
- デザート:ハーゲンダッツ アイスクリーム
- 2回目の食事(軽食)例
- チーズデニッシュ
- ヨーグルト
- フルーツ



筆者はこの時は深夜便で、最初の1時間でドリンクとがおつまみが出てきました♪





そして、深夜便で出発から1時間半後くらいにお食事が運ばれてきました。この時点で夜中0時。眠さを我慢して完食(笑)


画像出典:筆者mana
ビジネスクラスのメニュー例
ビジネスクラスでは、まるで高級レストランのような本格的なコース料理を堪能できます。和食と洋食から選択でき、アラカルトメニューも充実しています。
- 洋食コース例
- アミューズ・ブーシュ:オリーブとチーズのマリネ
- オードブル:帆立のポワレと彩り野菜のテリーヌ
- メインディッシュ:国産牛フィレ肉のステーキ トリュフソース
- パン:メゾンカイザーの特製ブレッド
- デザート:ピエール・エルメ・パリの特製スイーツ
- 和食御膳例
- 小鉢:胡麻豆腐、季節の煮物
- お造り:鮪の昆布締め
- 主菜:銀鱈の西京焼き
- 御飯:新潟県魚沼産コシヒカリ
- 味噌汁、香の物
これらのメニューは一例であり、実際の提供内容は搭乗時期や路線によって変更されます。
機内食で選べるドリンクは何がある?アルコールも
JALのハワイ便では、食事と一緒に楽しめる多彩なドリンクが無料で提供されます。ソフトドリンクからアルコールまで、幅広いラインナップが揃っています。
ソフトドリンク
オレンジジュース、アップルジュース、トマトジュースといった定番のジュース類から、コカ・コーラ、スプライト、ジンジャーエールなどの炭酸飲料、そしてコーヒー、紅茶、緑茶、JALオリジナルドリンク「スカイタイム ももとぶどう」などが用意されています。
アルコール飲料
アルコール類も充実しており、エコノミークラスから無料で楽しむことができます。
- ビール:サントリー ザ・プレミアム・モルツなどが提供されます。
- ワイン:赤ワインと白ワインが用意されています。
- 日本酒:こだわりの銘柄が楽しめます。
- スピリッツ・リキュール:ウイスキー、ジン、ウォッカ、梅酒などがあり、ソーダ割りやロックなど好みの飲み方で注文できます。
ビジネスクラス以上になると、シャンパンや、より高品質なワイン、こだわりの日本酒や焼酎など、さらに選択肢が広がります。フライトの時間を優雅に過ごすために、お好みのドリンクを食事と合わせて楽しむのがおすすめです。
時間帯別!ハワイJAL機内食の賢い楽しみ方
深夜便の機内食は軽め?睡眠優先のコツ
ハワイ便には、夜に出発して早朝に到着する「深夜便」があります。この時間帯のフライトでは、機内での過ごし方、特に食事と睡眠のバランスが重要になります。
深夜便の機内食は、乗客がスムーズに休息に入れるよう配慮されています。離陸後に出される1回目の食事は、通常の夕食よりもボリュームを抑えた軽めの内容であったり、希望者のみに提供されたりする場合があります。これは、満腹状態での睡眠が質の良い休息を妨げる可能性があるためです。
ハワイ到着後の時間を有効に使うためには、機内でしっかりと睡眠をとることが鍵となります。
睡眠を優先するためのコツ
- 搭乗前に食事を済ませる:空港のレストランやラウンジで夕食を済ませておき、機内ではドリンクだけをもらってすぐに就寝の準備に入るという方法があります。
. - 食事を断る選択:機内食サービスが始まった際に、客室乗務員に食事は不要である旨を伝えれば、静かな環境で休みやすくなります。
. - 到着前の朝食はしっかりとる:睡眠を優先した場合でも、到着前の2回目の食事(朝食)はしっかり食べることをおすすめします。これがハワイでの1日の始まりのエネルギー源となります。
JALでは「EXPRESS MEAL」として、離陸後の食事を短時間で済ませられるよう、すべてのメニューを一つのトレーで迅速に提供するサービスを選択できる場合もあります。自分の体調やハワイ到着後の予定に合わせて、機内食の楽しみ方を柔軟に選ぶことが、快適なフライトのポイントです。


JALの飛行機の中で飲食はできる?持ち込みは?
JALの機内では、提供される飲食物以外にも、自分で持ち込んだものを飲食することが基本的に認められています。長時間のフライトを快適に過ごすため、お気に入りのスナックや飲み物を持参する乗客も少なくありません。
ただし、周囲の乗客への配慮は不可欠です。
持ち込みに関する注意点
- 匂いの強い食べ物:ハンバーガーやカップラーメン、香辛料の効いた料理など、匂いが強く拡散しやすいものは、他の乗客の迷惑になる可能性があるため避けるのがマナーです。
. - アルコール飲料:保安上の理由から、乗客が自分で持ち込んだアルコール飲料を機内で飲むことは原則として禁止されています。アルコールを楽しみたい場合は、機内で提供されるサービスを利用しましょう。
. - 液体物の制限:国際線では、100mlを超える容器に入ったあらゆる液体物の客室内への持ち込みが制限されています。保安検査場を通過した後に、空港の免税店などで購入した飲み物は持ち込み可能です。
機内で提供されるドリンクサービスは充実しているため、特別な理由がない限りはそちらを利用するのが最も手軽です。お菓子などを持参する場合は、音がしにくいものや、匂いが控えめなものを選ぶとスマートです。


JALの機内食はおかわりできる?頼むタイミング
「機内食が美味しかったので、もう少し食べたい」と感じることがあるかもしれません。JALの機内食は、おかわりができる可能性があるのでしょうか。
結論から言うと、特にエコノミークラスにおいて、メインディッシュやパン、ドリンクなどは、在庫に余裕があればおかわりに対応してもらえる場合があります。ただし、これはあくまでも余剰が出た場合のサービスであり、必ずしもお代わりが保証されているわけではありません。
おかわりを頼む際のポイント
- タイミング:食事サービスが一通り終わり、客室乗務員がトレーの回収を始めた後など、少し落ち着いたタイミングでお願いするのが良いでしょう。食事の提供中に頼むのは、クルーの業務を妨げる可能性があるため避けた方が賢明です。
. - 丁寧な聞き方:「もし余っていましたら、パンをもう一ついただけますか?」のように、丁寧な言葉遣いでお願いすることが大切です。
. - おかわりしやすいもの:メインディッシュよりも、パンやクラッカー、ドリンク類の方がおかわりしやすい傾向にあります。
ビジネスクラスでは、豊富なアラカルトメニューが用意されているため、「おかわり」という概念よりも「追加注文」として、好きなものを好きな時に楽しむことができます。
エコノミークラスでのおかわりは、あくまで「できたらラッキー」くらいの気持ちで、スマートにお願いしてみるのが良いでしょう。
提供時間以外にドリンクやおつまみはもらえる?
長時間のフライトでは、食事と食事の間に喉が渇いたり、小腹が空いたりすることもあります。JALでは、定められた食事サービスの時間以外でも、乗客が快適に過ごせるようドリンクやおつまみのサービスを用意しています。


画像出典:JAL
提供時間外のドリンクサービス
アルコール類(ビール・ワイン・スピリッツ類)も、在庫がある限りは食事時間外でもお願いできます。基本の飲み物(水・ソフトドリンク・コーヒー・紅茶など)は、客室乗務員に声をかければいつでも提供してもらえます。
利用のコツ
- 座席上の コールボタン を押してお願いしてもよいですし、客室後方にある ギャレー(調理スペース)まで行って直接頼むことも可能です。
. - 特に深夜便では「静かな機内」を保つため、ギャレーでスナックやドリンクをもらうスタイルが多く見られます。



提供時間外にもドリンクやおつまみはもらえるので、喉が渇いたり小腹が空いたときはお願いしてみましょう。


ANAの機内食はいつ?JALとの比較
ハワイ路線は、JALと並んでANAも多くの便を運航しており、両社のサービスを比較検討する方も多いでしょう。ここでは、機内食の提供タイミングや特徴について、ANAとJALを比較してみます。
基本的に、ANAのハワイ便における機内食の提供タイミングや回数はJALとほぼ同じです。飛行時間が同程度であるため、離陸後の安定飛行中と、到着前の2回に分けて食事サービスが行われるのが一般的です。
両社のサービスには、それぞれ異なる魅力があります。


画像出典:筆者mana
総まとめ!ハワイJALの機内食は時間が鍵
- JALハワイ便の機内食は出発する時間帯で内容が変わる
- 往路の機内食は安定飛行後とハワイ到着前の計2回提供
- 復路は離陸後すぐと日本到着前に食事が提供される傾向
- 飛行時間が約6時間以上の国際線では機内食が提供される
- エコノミークラスではおいしいトレーミールが楽しめる
- ビジネスクラスではコース形式で上質な食事が提供される
- 機内食のメニューは季節ごとに約3ヶ月サイクルで更新される
- 公式サイトで搭乗便の最新メニューを事前に確認できる
- ビールやワイン、日本酒などアルコール類も無料で楽しめる
- 深夜便は睡眠を優先し軽食のみにするなどの選択肢がある
- 機内への飲食物の持ち込みは可能だがマナーには注意が必要
- メインディッシュは在庫があればおかわりを頼める可能性がある
- ドリンクやおつまみは提供時間外もお願いできる
- ANAハワイ便もJALと同様に2回の機内食が基本となる
- フライト時間を理解し機内食プランを立てることが満足の鍵
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