「ハワイでやることない」は誤解！？絶対外さない楽しみ方ガイド

2025年6月13日

「ハワイ旅行を計画しているけれど、具体的に何が楽しいのか、いまいち魅力がわからない」と感じていませんか。リピーターはどのように過ごしているのだろう、と疑問に思う方もいるかもしれません。

特に、落ち着いた大人の楽しみ方や、50代ハワイの楽しみ方を探している場合、賑やかなだけのイメージでは物足りなく感じることもあるでしょう。この記事では、ハワイでの観光プランに悩む方や、ただのんびり過ごし方をしたいと考えている方に向けて、ハワイでやるべきことリストの作成に役立つ情報を網羅的にご紹介します。

旅行者さん

ハワイ旅行って具体的に何が楽しいの？

アロハ旅ナビmana

ハワイでの観光プランに悩む方や、何をすればいいか分からない方にむけて記事を書いてみますね！

定番から穴場まで、ハワイの具体的な観光プラン
自分自身の旅行スタイルに合ったハワイでの過ごし方の見つけ方
旅行をより深く楽しむためのハワイの文化やルールの知識
ハワイ旅行の満足度を高めるための予算や日数の計画方法

「ハワイやることない」は誤解？定番から穴場まで魅力的な過ごし方

定番観光スポットとアクティビティ

ハワイの旅を計画する上で、多くの観光客が訪れる定番スポットはやはり外せません。これらの場所は、ハワイが持つ象徴的な魅力を存分に感じられるように整備されており、初めて訪れる方でも安心して楽しむことができるからです。

例えば、ワイキキビーチは美しい砂浜と穏やかな波で知られ、海水浴や日光浴はもちろん、周辺にはショッピングや食事ができる場所も豊富にそろっています。また、ダイヤモンドヘッドへのハイキングは、初心者でも挑戦しやすいコースでありながら、頂上からはワイキキの街並みと太平洋を一望できる絶景が待っています。歴史に関心があるなら、パールハーバー（真珠湾）を訪れることで、ハワイの歴史の重要な一端に触れることができます。

パールハーバー 画像出典：筆者mana

これらの定番スポットのメリットは、交通の便が良く、日本語の情報も手に入りやすい点にあります。一方で、特に観光シーズンには大変混雑するという側面も持ち合わせています。そのため、訪問する時間帯を工夫したり、事前にチケットを予約したりするなど、計画的に行動することが快適に過ごすための鍵となります。

混雑を避ける穴場と静かな時間の過ごし方

カイルアビーチ 画像出典：筆者mana

多くの人々で賑わう定番スポットも魅力的ですが、ハワイの別の顔を発見したいなら、少し足を延ばして穴場スポットを訪れることをお勧めします。混雑を避け、静かで穏やかな時間を過ごすことで、より深くハワイの自然や文化に浸ることが可能になります。

ワイキキから少し車を走らせた場所にあるマノアの滝は、熱帯雨林の中を歩くハイキングコースの先に現れる神秘的な滝です。緑豊かな自然に囲まれ、心身ともにリフレッシュできるでしょう。また、「天国の海」とも呼ばれるカネオヘのサンドバーは、干潮時にだけ姿を現す幻の砂浜で、ツアーに参加して訪れることができます。ここでは、周囲を気にせずシュノーケリングや散策を楽しめます。

他にも、全米で最も美しいビーチに選ばれたこともあるカイルアビーチやラニカイビーチは、ワイキキに比べて観光客が少なく、きめ細やかな白い砂とエメラルドグリーンの海のコントラストをゆっくり堪能できます。これらの穴場スポットは、リラックスした時間を過ごしたい方や、ありきたりではない特別な思い出を作りたい方に最適です。ただし、場所によっては公共交通機関でのアクセスが難しい場合もあるため、レンタカーやツアーの利用を検討するのが賢明です。

ハワイ滞在で守るべきルールと注意点

ハワイの美しい自然や独自の文化を未来にわたって守り、誰もが気持ちよく過ごすためには、旅行者一人ひとりが現地のルールとマナーを理解し、尊重することが不可欠です。これらの決まりを守ることは、トラブルを未然に防ぎ、結果として自分自身の旅をより豊かなものにしてくれます。

野生動物の保護

ハワイでは、ウミガメ（ホヌ）やハワイアンモンクシールといった野生動物が法律で厳重に保護されています。ビーチなどで遭遇しても、絶対に触れたり、餌を与えたり、規定の距離（ウミガメは約3m、モンクシールは約15m）より近づいたりしてはいけません。違反すると高額な罰金が科される場合があります。

自然環境への配慮

美しい海を守るため、サンゴ礁を傷つけないよう注意が必要です。シュノーケリングやダイビングの際には、サンゴの上に立ったり、フィンで蹴ったりしないように気を付けましょう。また、ハワイ州ではサンゴ礁に有害な成分を含む特定の日焼け止めの販売・流通が禁止されています。海に入る際は、サンゴに優しい「リーフセーフ」の日焼け止めを使用することが求められます。

公共の場でのマナー

ビーチや公園でのゴミのポイ捨ては厳禁です。自身で出したゴミは必ず持ち帰りましょう。また、大音量で音楽を流す、夜間に大声で騒ぐといった行為は、他の観光客や地元住民の迷惑となります。公共の場では、周囲への配慮を忘れないように行動することが大切です。これらのルールを守ることは、ハワイへの敬意を示すことであり、素晴らしい旅行体験の基礎となります。

目的別！ハワイの魅力を再発見する具体的なプラン

大人のためのリラックスした過ごし方

忙しい日常から離れ、心からリフレッシュしたいと考える大人にとって、ハワイは上質な時間を過ごすのに最適な場所です。アクティビティを詰め込むのではなく、ゆとりを持ったスケジュールで、ハワイならではの癒やしを追求する過ごし方が考えられます。

例えば、ハワイ伝統のロミロミマッサージを受けられるスパで、極上のリラクゼーションを体験するのはいかがでしょうか。波の音をBGMに施術を受ければ、心身ともに解き放たれる感覚を味わえるはずです。食事に関しても、喧騒から離れたオーシャンビューのレストランで、地元の新鮮な食材を使った料理をゆっくりと味わう時間は、何物にも代えがたい贅沢です。特にサンセットの時間帯を狙って予約すれば、美しい夕日を眺めながらロマンチックなディナーを楽しめます。

また、サンセットの時間に合わせて出航するカタマラン（双胴船）クルーズも、大人ならではの楽しみ方の一つです。船上から眺める夕景やホノルルの夜景は、忘れられない思い出となるでしょう。このように、ただ「見る」だけでなく、「感じる」「味わう」ことに重点を置くことで、ハワイの新たな魅力に気づき、心満たされる旅が実現します。

地元民が愛するローカル体験

観光客向けに整備されたエリアだけでなく、地元の人々（ロコ）が日常的に訪れる場所に足を運ぶことで、ハワイのより本質的な魅力に触れることができます。ガイドブックには載っていない、ハワイの素顔を発見する旅は、リピーターにとっても新鮮な驚きに満ちています。

その代表例が、各地で開催されるファーマーズマーケットです。特にKCC（カピオラニ・コミュニティ・カレッジ）で開かれるマーケットは規模が大きく、地元産の新鮮なフルーツや野菜、ハチミツ、そしてその場で調理されるプレートランチなど、ハワイの「食」の豊かさを実感できます。地元の人々と触れ合いながら、ここでしか味わえないグルメを試すのは、非常に楽しい体験です。

また、近年アートの街として注目されているカカアコ地区を散策するのも良いでしょう。倉庫街の壁一面に描かれたダイナミックなウォールアートを眺めながら歩き、個性的なカフェやセレクトショップに立ち寄ることで、ハワイの現代カルチャーを感じ取ることができます。ワイキキの洗練された雰囲気とは異なる、クリエイティブで活気ある空気が流れています。これらのローカルな体験は、ハワイをより多角的に理解するきっかけを与えてくれます。

ハワイの本当の楽しさとは？多様な魅力の探求

アリイオラニハレ 画像出典：筆者mana

ハワイの本当の楽しさは、一つの側面に限定されない「多様性」そのものにあると考えられます。訪れる人がそれぞれの興味や目的に合わせて、自由自在に過ごし方をデザインできる懐の深さが、世界中の人々を惹きつけてやまない理由です。

雄大な自然を満喫したいのであれば、美しいビーチでのんびりするだけでなく、ダイヤモンドヘッドのような絶景を望むハイキングや、ハナウマ湾でのシュノーケリングなど、アクティブな選択肢が豊富にあります。ドラマ好きな方には、Hawaii Five-0 (ハワイファイブオー)のロケ地のアリイオラニハレ (ハワイ州最高裁判所)に訪れるのもおすすめです。ハワイの歴史や文化に興味があるなら、イオラニ宮殿やビショップ博物館を訪れたり、フラやウクレレのショーやレッスンに参加したりすることで、その奥深さに触れることができます。

食に関しても、高級レストランのステーキから、フードトラックで手軽に味わえるガーリックシュリンプ、そして昔ながらのスイーツであるマラサダまで、幅広い選択肢が揃っています。さらに、アラモアナセンターのような巨大ショッピングモールでの買い物も、ハワイ旅行の大きな楽しみの一つです。

要するに、ハワイの楽しさとは、これら「自然」「文化」「食」「買い物」「癒やし」といった多彩な要素が一つの場所に凝縮されており、訪れる人がその時の気分や好みに合わせて、好きなものを好きなだけ体験できる点にあります。

アロハ旅ナビ

ハワイジョバンニのカカアコ店で絶対食べたい名物とメニュー | アロハ旅ナビハワイジョバンニカカアコの魅力を徹底解説。アクセス方法、人気メニュー、クーポン情報、他店舗との違いまで、初めて訪れる方にもわかりやすく紹介しています。

アロハ旅ナビ

ハワイのポキとポケはどっちが正解？ポケ人気店と食文化まとめ | アロハ旅ナビハワイの人気ローカルフード「ポキ」と「ポケ」の違いとは？本場での発音、由来、おすすめ店、自宅レシピまで徹底解説。ハワイ旅行前に知っておきたい「ハワイポキポケ」…

ハワイ旅行を成功させるためのQ&A

ハワイ旅行の予算と最適な滞在日数

ハワイ旅行を計画する際、予算と日数は最も気になる点の一つです。これらを事前に把握しておくことで、現地での過ごし方が具体的に見えてきます。

予算の目安

ハワイ旅行の費用は、航空券、宿泊費、食費、アクティビティ費、ショッピング費に大別されます。利用する航空会社やホテルのランク、そして現地での過ごし方によって大きく変動しますが、一般的な目安は以下の通りです。

費目	節約プラン（1人あたり）	標準プラン（1人あたり）
航空券（往復）	80,000円～	150,000円～
宿泊費（5泊）	50,000円～	100,000円～
食費（5泊7日）	35,000円～	60,000円～
アクティビティ・交通費	20,000円～	40,000円～
ショッピング・お土産	15,000円～	50,000円～
合計（目安）	200,000円～	400,000円～

*上記の金額はあくまで目安です。旅行時期（繁忙期・閑散期）や為替レートによって変動します。

最適な滞在日数

ハワイ旅行の滞在日数は、目的によって最適な日数が異なります。

3泊5日:
短期間でハワイの雰囲気を味わいたい方向け。ワイキキ周辺の観光やショッピングを中心に、ポイントを絞った行動が求められます。
5泊7日:
最も一般的なプランです。ワイキキでの滞在に加え、オアフ島の他のエリア（ノースショアやカイルアなど）へ日帰りで足を延ばす余裕が生まれます。観光、リラックス、ショッピングをバランスよく楽しむことが可能です。
7泊9日以上:
長期滞在が可能であれば、オアフ島だけでなく、ハワイ島やマウイ島など他の島を訪れる「アイランドホッピング」も視野に入ります。一つの場所に腰を据えて、暮らすようにのんびり過ごすスタイルにも適しています。

自身の予算と休暇、そしてハワイで何をしたいのかを照らし合わせ、最適なプランを立てることが満足度を高める鍵となります。

ハワイ旅行がつまらないと感じる原因と対策

「ハワイ旅行は期待したほど楽しくなかった」という声が聞かれることがありますが、その背景にはいくつかの共通した原因が存在します。これらの原因を理解し、事前に対策を講じることで、ハワイ旅行の満足度を大きく向上させることができます。

主な原因の一つは、「期待と現実のギャップ」です。「楽園」というイメージが先行しすぎると、実際に訪れた際の物価の高さや、ワイキキ周辺の観光客の多さにがっかりしてしまうことがあります。また、ワイキキの中心部だけで過ごしてしまうと、商業的な側面にばかり目が行き、「ハワイならではの良さがわからなかった」という感想につながりやすくなります。

もう一つの原因は、「計画不足」です。特に、自分の興味や好みに合わないプランを立ててしまうと、満足度は低下します。例えば、自然の中で静かに過ごしたい人がショッピング中心の旅程を組んだり、逆にとにかくアクティブに動きたい人がホテルでのんびりするだけの時間を過ごしたりすると、物足りなさを感じてしまうでしょう。

これらの問題に対する対策は、まず「旅行の目的を明確にすること」です。自分がハワイで何をしたいのか（癒やし、冒険、美食、文化体験など）をはっきりさせ、それに沿って情報を集めることが大切です。そして、ワイキキだけでなく、オアフ島の他のエリアや、ハワイ島、マウイ島といった他の島々の魅力についてもリサーチすることで、選択肢が大きく広がります。事前の準備と自分に合った計画が、「つまらない」を「最高の体験」に変えるための最も効果的な方法です。

まとめ：ハワイで最高の思い出を作るために