ハワイ旅行を控えている方の中には、現地の物価高や味の違いに備えて、日本の食品を持ち込みたいと考える人も多いのではないでしょうか。特に小さなお子様へのお食事の不安やはじめてのハワイ旅行の方など、持ち込める食品と持ち込めない食品の違いを明確に理解しておくことは非常に重要です。
本記事では、ハワイで役立つおすすめの食品リストをもとに、人気のカップ麺や缶詰、レトルトご飯(米)、パンなど、実際に持ち込みが可能な商品を詳しく解説します。お菓子についても、「ハワイ 食品持ち込み お菓子」や「ハワイ 食品持ち込み おすすめ お菓子」といった視点から、安全に持ち込める商品と「ハワイ 持ち込み禁止 お菓子」に該当する注意点を整理しています。
旅行中に活躍する「ハワイ 食品持ち込み カップ麺」では、どん兵衛シリーズが注目されており、「ハワイ 食品持ち込み どん兵衛」が検索されるほど人気の高い一品ですが、肉エキスなどが含まれていないかを確認することがポイントです。また、「ハワイ 食品持ち込み 米」や「ハワイ 食品持ち込み パン」といった主食類も、選び方と保存状態次第で持ち込み可能です。
さらに、税関でのトラブルを防ぐためには「ハワイへの食品持ち込みや申告方法」を正しく理解し、すべての食品について正直に申告することが求められます。「持ち込み禁止食品」に該当しない安全な食品を選ぶことが、快適な旅の第一歩です。
この記事を通して、ハワイ旅行で後悔しないための食品選びと申告のポイントをしっかり押さえていきましょう。


ハワイ旅行でなるべく節約したいけど
持ち込み禁止なものってあるの?



節約するところはして、楽しいハワイ旅行にしたいですね!
どんな食品を持ち込むとNGなのか、まとめてみました。
また、持っていくと便利なもの、おすすめなものも
書き出してみますね!参考にして下さいね。


ハワイに持ち込む食品のおすすめと選び方


どん兵衛がすき!
ハワイに持ち込める具体的な食品リスト
・パックご飯(例:サトウのごはん)
完全密封・加熱処理済みの市販品で、未開封かつラベルが明確なもの。
・精米された白米
未開封で原産地や精米年月が明記されたパッケージのもの。
・アルファ米(乾燥ごはん)
お湯や水を加えるだけで食べられる非常食用の乾燥ごはん。
・フリーズドライの味噌汁
動物性成分を含まない、わかめや豆腐、長ねぎなどの具材のもの。
・インスタント麺(肉エキス不使用)
肉エキスを含まないうどんやそばなどのインスタント麺。
・魚介系の缶詰
サバ缶、サンマの蒲焼、ツナ缶などの加熱処理された魚介類の缶詰。
・個包装されたスナック菓子
ビスケット、チョコレート、キャンディー、せんべいなど、動物由来成分を含まないもの。
・塩分タブレットやプロテインバー
熱中症対策や栄養補給に適した機能性お菓子。
・常温保存可能なパン
プレーンなロールパンや非常食用のパン缶など、動物性原料を使用していないもの。
・調味料(めんつゆ、ポン酢、醤油など)
未開封で英語の成分表示がある市販品。
・ふりかけやお茶漬けの素
動物性成分を含まない、未開封の市販品。
・ドリップコーヒーやスティックタイプのお茶
個包装された未開封のもの。
・乾燥麺(そうめん、うどん、パスタなど)
未開封で動物性成分を含まないもの。
・梅干しや塩昆布
動物性成分を含まない、未開封の市販品。
・離乳食(魚ベース、肉・卵不使用)
未開封で成分表示が明確な市販品。
これらの食品を持ち込む際は、すべて未開封でラベルが明確な市販品であることが基本です。また、入国時には税関申告書で「食品の持ち込みがあるか」の質問に対して「Yes」と答え、具体的な内容を英語で説明できるようにしておくとスムーズです。
なお、肉類や肉エキス、乳製品、生鮮食品などは持ち込みが禁止されているため、原材料表示をよく確認し、該当する成分が含まれていないことを確認してください。
最新の持ち込み規制については、出発前に公式の税関・検疫情報を確認することをおすすめします。


「サトウのごはん」は持ち込みはOK?
結論から言えば、「サトウのごはん」などの市販パックご飯は、ハワイへの持ち込みが可能とされています。ただし、いくつかの条件を守る必要があります。
まず、パックご飯は完全密封・加熱処理済みの加工食品であるため、生米や未精米とは異なり、検疫上のリスクが低いと見なされます。そのため、米国の入国規則においても、「商用でない個人使用」「未開封」「ラベルが明確」であれば持ち込みが認められています。
ただし、すべての食品と同様に税関での申告が義務付けられている点は要注意です。入国時には「食品の持ち込みがあるか」の質問に対して正直に「Yes」と答え、「白米のパックご飯」など具体的に説明できるようにしておきましょう。申告を怠ると、たとえ持ち込み可能な食品であっても罰則の対象になる可能性があります。
また、パッキングの際は、外箱や個別包装を破らず、成分表が英語で表記されたラベル付きの状態で持ち込むことが推奨されます。税関職員に内容を確認されることもあるため、見せやすくまとめておくとスムーズです。
さらに、現地の滞在先に電子レンジがあるかどうかも確認しておくと安心です。電子レンジがない場合は、お湯で温める方法や、災害用のアルファ米を併用する選択肢も考えられます。
総じて、「サトウのごはん」は日本の味を手軽に楽しめる便利な食品であり、正しく申告し、未開封の状態を保てばハワイに持ち込み可能です。旅行前には最新の持ち込み規制や宿泊施設の設備もあわせて確認しておきましょう。
|
インスタント味噌汁の持ち込みの注意点
インスタント味噌汁は、ハワイ旅行における持ち込み食品として非常に人気のあるアイテムですが、いくつかのポイントを理解しておくことが重要です。
まず、インスタント味噌汁は植物性ベースで肉や魚の成分を含まないものを選ぶことが基本です。見落としがちですが、「豚汁」や「鶏団子入り」などの一部商品には、ポークエキスやチキンエキスなど動物由来の成分が含まれているケースがあるため要注意です。たとえ少量でも、アメリカ(ハワイ)への持ち込みは禁止されている対象に該当します。
購入前には、原材料表示を細かく確認しましょう。フリーズドライのタイプで、野菜や豆腐、わかめなどが具材のものであれば、基本的に問題ありません。迷ったときは、「ヴィーガン対応」や「動物性不使用」と明記されている商品を選ぶと安全です。
また、個包装・未開封の状態で持ち込むことも重要な条件です。複数個がセットになっている商品であっても、外装のラベルや成分が確認できない状態だと、税関で確認を求められる可能性があります。念のため、成分が英語で記載されているパッケージを選ぶ、もしくは英語で商品説明を印刷して持参するとスムーズです。
入国時には「食品を持っているか?」という申告欄で必ず「Yes」にチェックを入れ、具体的に「Instant miso soup without meat or animal ingredients」などと説明できるようにしておくのが安心です。
日持ちが良く軽量なインスタント味噌汁は、旅の疲れを癒す食事の一品になります。ただし、「安全に持ち込む」ためには、動物性成分の有無・表示ラベル・税関申告の3点を意識して準備することが不可欠です。


お米を持って行くなら、どれを選ぶ?
ハワイへお米を持ち込む場合、「どの種類なら問題なく持ち込めるか」「どう持ち運ぶのがベストか」を事前に確認することが大切です。選び方によっては、入国時に検査の対象になったり、没収されるリスクもあります。
まず選ぶべきは、精米された白米またはレトルト加工されたごはんです。生の玄米や籾(もみ)が付いたままのお米は、アメリカの植物防疫上の理由から基本的にNGとされており、検疫で引っかかることがあります。一方、スーパーなどで販売されている精米済みの白米は、パッケージが未開封で、内容や原産地が明記されていれば、家庭用として持ち込めるケースがほとんどです。
もっと手軽に準備したい場合は、「サトウのごはん」などのパックご飯や、アルファ米(乾燥ごはん)が特に便利です。これらは完全に調理・加工された食品であり、検疫でも比較的スムーズに通りやすい上、現地のキッチン設備が限られていても手軽に食べることができます。特にアルファ米はお湯や水を加えるだけで食べられるため、非常用としても優秀です。
持ち込み時のポイントとして、ジップロックなどで小分けにした生米を持ち込む場合は、少量なら可能です。元のパッケージのラベル(原産地や精米年月がわかるもの)を同封しておくと安心です。税関で説明が求められた際に、食品の内容が明確に示せるようにしておきましょう。
また、すべての食品と同様に、入国時の申告は必須です。「お米(rice)」と具体的に申告し、必要であれば英語で説明できるよう準備しておくとトラブルを回避できます。
お米は日本人にとって欠かせない主食だからこそ、安全かつ確実に持ち込める形で準備しておくことが、ハワイでの快適な食生活の第一歩になります。
|
缶詰のおすすめと注意点
缶詰は常温保存ができて長持ちし、調理も簡単なため、ハワイ旅行の持ち込み食品として非常に重宝します。ただし、すべての缶詰が持ち込み可能というわけではなく、選び方と申告方法に注意が必要です。
まずおすすめなのは、魚介系の缶詰です。たとえば、サバ缶、サンマの蒲焼、ツナ缶などは動物検疫の対象外であるため、基本的に持ち込みが許可される傾向にあります。これらはすでに加熱処理がされており、密封された状態で販売されているため、検疫リスクも低く、税関でもスムーズに通過しやすい食品です。
逆に注意が必要なのは、肉類を含む缶詰(コンビーフ、ミートボールなど)です。アメリカでは、牛・豚・鶏などの動物性成分を含む食品は規制対象となり、たとえ缶詰であっても持ち込みが禁止されることがあります。特に原材料欄に「ビーフエキス」「ポークエキス」などの表記がある場合は、検査時に没収される可能性が高くなります。
また、缶詰の選び方としては、「未開封」「日本で市販されているもの」「英語の成分表示があるもの」が基本です。申告時には、「Seafood canned food(魚介の缶詰)」などと英語で説明できるよう、パッケージの外装や商品ラベルを見せられる状態にしておくと安心です。
荷物に入れる際は、缶詰が他の荷物にぶつかって破損しないよう、タオルや衣類で包むなどして保護するのもポイントです。金属製のため、重さや容量も意識しながら持ち込み数量を調整しましょう。
缶詰はハワイでの簡易自炊や食費節約に最適な食品のひとつです。肉類が含まれないものを選び、ラベル管理と申告をしっかり行うことで、安全に現地へ持ち込むことが可能です。


味噌汁を持っていって重宝する種類
ハワイ滞在中、日本の味が恋しくなったときにあると助かるのが味噌汁です。なかでも、持ち運びしやすく、現地での調理が不要なインスタントタイプが重宝されます。ただし、どの種類でもよいわけではなく、成分と使いやすさのバランスを見て選ぶことが大切です。
まずおすすめなのは、フリーズドライタイプの味噌汁です。軽量でコンパクトなうえに、お湯を注ぐだけで完成するため、キッチン設備が整っていないホテルやコンドミニアムでも簡単に楽しめます。具材がしっかりしているうえ、味わいも本格的なので、食事の満足度を高めてくれます。
具体的な具材としては、「わかめ」「豆腐」「長ねぎ」など植物性の素材のみを使ったものが安心です。これらは動物性エキスを含まず、ハワイへの持ち込み制限に引っかかりにくいからです。逆に、「豚汁」や「鶏団子入り」といった肉類が含まれる味噌汁は、米国の入国規制により持ち込みが禁止される可能性があるため避けましょう。
また、顆粒タイプや液体濃縮タイプもありますが、使う際に器具が必要だったりこぼれやすい点がデメリットです。旅行中に使うことを考えると、やはり個包装されたフリーズドライタイプが最も実用的といえます。
さらに、食事バランスを考えるなら、乾燥野菜や海藻入りの味噌汁もおすすめです。野菜不足になりがちな海外滞在中に、手軽に栄養を補える点は大きなメリットとなります。
味噌汁は日本人にとって「ほっとする味」。だからこそ、持ち込み可能な種類を選び、滞在中の癒しや体調管理に活用できる一品として準備しておくと安心です。
豚汁はNGです。自宅に置いていきましょうね!
|
ハワイへの食品持ち込みについて: おすすめリストまとめ


持ち込みでおすすめなお菓子は何?
ハワイ旅行に日本のお菓子を持って行くなら、持ち込み可能で日持ちするものを選ぶのが基本です。特におすすめされるのは、個包装されたスナック系や焼き菓子、チョコレート類です。これらは軽量でスーツケースの隙間にも入れやすく、滞在中の間食や移動中のエネルギー補給に便利です。
まず、ビスコ・カントリーマアム・オレオなどの市販焼き菓子は、動物由来のエキスを含まず、ハワイへの持ち込みに適しています。常温での保存が可能で、甘さの加減も日本人向けのため、子どもから大人まで幅広く楽しめます。
また、塩分タブレットやプロテインバーなどの機能性お菓子も重宝される一品です。これらは、暑いハワイでの熱中症対策や、観光中の栄養補給に役立ちます。特にハイキングや長時間の外出を予定している場合には、バッグに数個入れておくと安心です。
一方で、注意すべきなのは肉エキスやゼラチン(動物由来成分)を含むスナック菓子です。ビーフジャーキーやソーセージ入りスナックのような商品は、アメリカの検疫規則で持ち込み禁止の対象になることがあります。パッケージの原材料表示をしっかり確認し、動物性原料の記載がある場合は避けるのが無難です。
また、ハワイでは同じようなお菓子が現地のスーパーでも販売されていますが、価格は日本の2〜3倍程度になることも多く、持参することでコストを抑える効果も期待できます。
持ち込む際には、すべて未開封・ラベル付きの状態で、申告書で「お菓子(snacks)」と正確に申告しておきましょう。安心・安全に持ち込むための基本ルールです。
旅先でも日本の味を楽しみながら、無理なく食費を節約したい方には、軽量でシンプルな素材のお菓子を選ぶことがポイントになります。
|
|
パンの持ち込みは可能?
ハワイへのパンの持ち込みは、「内容と状態」によって可否が分かれます。基本的には、未開封で包装された市販のパンであれば持ち込み可能なケースが多いです。ただし、詰め物や具材、保存状態によっては規制の対象になることもあるため、注意が必要です。
まず問題になりやすいのは、肉・乳・卵などの生鮮由来の具材が使われているパンです。たとえば、ハムサンド、卵サンド、ウインナーロールなどは、アメリカの検疫ルールで禁止されている動物性食品に該当するため、持ち込みはできません。また、あんパンやクリームパンも、生クリームやバター成分の取り扱いに注意が必要です。
一方で、プレーンなロールパン、乾燥パン、常温保存できるレトロパンや非常食用のパン缶などは比較的持ち込みやすい食品とされています。これらは加工状態が明確で、かつ動物性原料を使っていない、あるいは加熱・密封処理されている点で検疫をクリアしやすい傾向にあります。
また、現地でもパンは手に入りますが、ハワイで販売されているパンは日本よりも甘みが強かったり、風味に癖があると感じる方もいます。そのため、食べ慣れた日本のパンを持って行きたい場合は、原材料表示と保存状態をしっかり確認し、パッケージのまま未開封で持ち込むようにしましょう。
入国時には、パンであっても「食品」に該当するため、税関申告が必須です。申告書では「Bakery items(パン類)」と記載し、必要であれば中身の説明ができるよう、パッケージは捨てずに持って行きましょう。
旅行中にちょっとした朝食や軽食としてパンを持参するのは便利ですが、動物性成分や未加熱の具材がないかをしっかり確認し、規制をクリアできる商品を選ぶことが大切です。


お菓子の選び方と注意点
ハワイへ日本のお菓子を持ち込む際には、「持ち込み可能な成分かどうか」「保存性」「申告のしやすさ」の3つを基準に選ぶと安心です。アメリカでは食品の輸入に厳しい規制があるため、適切に選ばなければ空港で没収されてしまうリスクもあります。
まず選ぶべきは、個包装されていて未開封の市販品です。たとえば、ビスケット、チョコレート、キャンディー、せんべいなどは定番で、持ち運びやすく税関でも説明しやすい食品です。日持ちしやすく、気温変化に強いものを選べば、ハワイの気候でも安心して持ち運べます。
一方で、注意が必要なのは、肉エキスや動物性のゼラチン、乳製品(特に非加熱のもの)を含むお菓子です。たとえば、ビーフジャーキーやチーズスナック、クリーム系の洋菓子は没収対象になる可能性があるため避けた方が無難です。また、手作りお菓子や原材料が不明なものも持ち込みNGとなることが多く、原材料表示のある商品に限定しましょう。
アメリカ入国時には、食品であればすべて申告が必要です。お菓子も「Yes」にチェックし、「snack(スナック)」「cookies(クッキー)」などの品目名を答えられるようにしておくことが大切です。英語で成分が記載されたパッケージをそのまま持っておくと、税関での確認がスムーズになります。
お菓子は旅先での小腹満たしや、現地の食事に飽きたときの心のリセットにも役立つ存在です。安心して持ち込むためには、パッケージ・成分・保存性をよく確認した上で選ぶことが重要です。家族や子ども用のおやつとしても活躍するため、賢く選んで上手に旅の満足度を高めましょう。


コンドミニアムでの持参品の活用法
ハワイでコンドミニアムに滞在する場合、日本からの持参品を上手に活用すれば、食費や外食の手間を大幅に減らすことができます。キッチン設備を活かして、自炊を組み合わせるのがポイントです。
まず便利なのが、インスタントご飯や乾麺、即席味噌汁などの簡易食品です。電子レンジやケトルを使えば、食事の準備が最小限で済みます。特に、パックご飯とふりかけ、味噌汁の組み合わせは、朝食や軽めの夕食にちょうどよく、日本の味でホッとできるひとときになります。
また、調味料類の持ち込みも非常に有効です。めんつゆ、ポン酢、醤油、マヨネーズなど、少量でも持って行けば、現地で手に入れにくい日本の味付けが再現できます。味が合わない海外製のドレッシングより、慣れた味でサラダや料理を楽しめます。
コンドミニアムにはキッチンがあるとはいえ、調理道具の質や種類に限りがあることも多いため、使い慣れた「ミニザル」「包丁」「計量スプーン」などを持っていく人もいます。さらに、ラップやジップ付き保存袋、スポンジや食器用洗剤などは現地でも購入できますが、使いきれないまま余ってしまうことがあるので、少量を持参すると無駄がありません。
お茶やコーヒーも、スティックタイプやドリップタイプを持っていけば、毎朝のリラックスタイムにも重宝します。現地の味が合わない場合や、コーヒーが薄いと感じる人には、日本の製品が安心です。
|
コンドミニアムの設備を最大限に活かすには、「必要最小限で汎用性の高いものを選ぶ」「肉・卵など規制対象の成分を避ける」「ゴミを極力出さない工夫をする」ことがポイント。自炊を取り入れながら、現地のスーパーで買った新鮮な野菜や果物と組み合わせれば、健康的で経済的な滞在が実現できます。


食品の申告方法を正しく理解しよう
ハワイを含むアメリカに入国する際は、食品の持ち込みに関して必ず税関申告を行う必要があります。食品を所持しているか否かに関わらず、申告内容に不備があると罰金や没収の対象になるため、手順とルールを正確に把握しておきましょう。
申告は、到着時の税関申告書(紙または電子)で行います。多くの空港では機内で紙のフォームが配られますが、最近では入国審査端末(MPCやAPC)や口頭で申告を行うケースも増えています。申告書内の「食品、植物、動物製品を持っていますか?」という質問に対し、「Yes」と答えることで、食品を所持している旨を明示します。
申告内容はできるだけ具体的に記載・説明できるよう準備しておくとスムーズです。たとえば、「Rice(パックご飯)」「Instant Miso Soup(フリーズドライ味噌汁)」「Japanese Snacks(日本のお菓子)」など、食品の種別と内容を英語でメモしておくと会話に不安がある場合も安心です。
重要なのは、「禁止されているものを持ち込まない」こと以上に、「正直に申告する」ことです。持ち込める食品であっても、未申告であると「虚偽申告」とみなされ、数百ドルの罰金が科されることがあります。逆に、持ち込んだ食品が没収対象だった場合でも、正しく申告していればペナルティは基本的に発生しません。
また、すべての食品は「未開封・市販品・ラベル付き」が原則です。パッケージの成分表示が英語で書かれていれば、検査官への説明もスムーズです。肉エキスや生鮮成分が含まれていないことが分かりやすく伝えられる商品を選ぶと、トラブルのリスクが大幅に下がります。
スムーズな入国手続きを行うためには、「何を持っているか」「それが許可されているか」「どう申告するか」を出発前に確認・整理しておくことが重要です。旅行の快適さと安心を守るためにも、申告は丁寧に行いましょう。


持ち込み禁止の食品って?
ハワイに渡航する際、アメリカ合衆国の食品輸入規制により、持ち込みが禁止されている食品が複数存在します。これらの規制は、病害虫や感染症の侵入を防ぎ、ハワイの独自の自然環境を守るために設けられています。
最も厳しく制限されているのが、動物由来の食品です。具体的には、牛・豚・鶏などの肉類、ソーセージ、ハム、ビーフジャーキー、肉エキス(ビーフエキス、ポークエキス、チキンエキスなど)を含む食品はすべて禁止の対象です。これには、レトルトカレーやラーメン、スープの素なども含まれ、たとえ乾燥状態や粉末でも成分に肉由来が含まれていれば没収される可能性があります。
さらに、生鮮食品も原則NGです。たとえば、生の果物や野菜、生卵、生の魚介類などは検疫の対象であり、基本的にハワイには持ち込めません。例外として、干物や缶詰、真空パックなどの加工食品は条件付きで許可されることがありますが、パッケージに原材料が明記されている必要があります。
乳製品についても注意が必要です。バターやチーズなどは、製造方法によっては禁止されることがあるため、非殺菌・未加工のものは避けたほうが無難です。生乳を使用したチーズやナチュラルチーズも、検疫での判断により没収の可能性があります。
その他、蜂蜜(特に未加工のもの)や植物の種子、土が付着した食品やお土産も持ち込みが禁じられている場合があります。特に、手作り食品や包装のないもの、市販品であっても中身が不明なものは、トラブルの原因になりやすいため避けるべきです。
持ち込み禁止の対象品は、見た目では分かりにくいことが多く、成分表や製造方法まで確認しなければ判断が難しいケースもあります。旅行前には、公式の税関・検疫情報(CBPやHDOAなど)を確認し、確実に安全な食品を選ぶことが大切です。



安全な旅をするためには、持ち込む食品が何か、禁止されていないかを一つ一つ丁寧にチェックしましょう。
ハワイ 食品 持ち込み おすすめの総まとめ
サトウのごはんは未開封であれば持ち込み可能
フリーズドライのインスタント味噌汁は動物性不使用なら安心
持参するお米は精米済みかアルファ米を選ぶと良い
魚介系の缶詰は持ち込みやすく食事の補助になる
味噌汁はわかめや豆腐など植物性具材入りが重宝
市販のお菓子は個包装で成分表があるものを選ぶ
パンは常温保存可能なプレーンタイプが無難
動物性ゼラチンや肉エキス入りお菓子は避ける
コンドミニアム滞在では簡易調理食品が役立つ
小型の調味料やラップ、保存袋も持参がおすすめ
申告は必ず「Yes」と答え、具体的に説明する準備を
英語表記の成分ラベルがある商品を選ぶと通関がスムーズ
未開封・ラベル付き・市販品が持ち込みの基本条件
レトルト食品は動物由来成分がないものに限定
肉・卵・乳などを含む加工食品や生鮮食品は原則禁止
.
楽しいハワイ旅行になりますように
|
.

