ハワイとグアムの物価徹底比較ガイド

ハワイとグアムのどちらに行こうか考えるとき、「結局どっちが安いの？」というのが一番気になりますよね。特に最近は円安やインフレの影響もあって、ハワイの物価は高いイメージだし、グアムは近くて安いと聞くけれど、本当に旅行費用の差はどれくらいあるのか、私自身もすごく気になっていました。

ハワイとグアムどっちが安いのか、旅行費用の目安や物価の違い、ツアー料金と個人手配の差、円安による影響まで、全体像が見えないと予算も組みにくいですよね。家族旅行であれば、子どもの食事代やアクティビティ代も含めて、トータルでのコスパも大事になってきます。

この記事では、ハワイとグアムの航空券代やホテル代、食事代やアクティビティ料金などをできるだけわかりやすく整理しながら、ハワイとグアムどっちが安いか、そして自分のスタイルに合うのはどちらかを考えるためのヒントをまとめていきます。数字はあくまで目安ですが、ハワイとグアムの費用比較をしながら、あなたの旅行に合った選び方を一緒に整理していきましょう。

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ハワイとグアムの物価と総予算

ハワイとグアムの物価と総予算の違いを、まずはざっくり「全体の枠組み」として整理していきます。ここでは、航空券・ホテル・食事・交通・アクティビティといった主要な費用項目を俯瞰して、「どちらがどれくらい高い（安い）」のか、イメージをつかむことが目的です。

⚠️ この記事で紹介する金額は、2025年前後の相場をもとにした一般的な目安です。旅行時期やレート、予約タイミングによって大きく変動する可能性があります。正確な最新情報は各航空会社・ホテル・公式サイトで必ずご確認ください。また、最終的な判断は旅行会社など専門家にも相談しながら行ってください。

ハワイとグアムの旅費と物価比較

まずは、ざっくりした「旅費のイメージ」から。

モデルケースで見る総予算の違い

大人2人・スタンダードクラスの旅を想定した、かなりざっくりしたイメージです（燃油サーチャージ・為替・セールなどで大きく変わります）。

行き先	日数の目安	航空券（1人）	ホテル（1泊あたり）	ざっくり総予算イメージ
グアム	3泊4日	4〜9万円前後	1.8〜3万円前後	大人2人で17〜30万円前後
ハワイ	4〜5泊	10〜15万円前後	2.5〜5万円前後	大人2人で30〜50万円前後

※あくまで「傾向」のイメージです。セール時やLCC利用などで変わります。

ざっくりの印象としては「グアムはハワイの6〜7割くらいの予算で行けることが多い」というのが体感です。ただしその分、滞在日数はハワイの方が長めになることが多いので、「1日あたりの満足度」で考えるとまた見え方が変わってきます。

物価水準の大きな違い

• 食事
  • ハワイ：日本の1.5〜2倍くらいの感覚。ファストフードでさえ「けっこう高い…」と感じます。
  • グアム：ハワイよりはやや安い傾向ですが、日本と比べるとやはり高め。
    
• ホテル
  • ハワイ：本体価格に加えてリゾートフィー・税金が重く、実際の支払いは表示価格よりかなり上がりがち。
  • グアム：リゾートフィーなしのホテルも多く、トータルでは抑えやすい印象です。
    
• 交通・移動
  • ハワイ：エリアが広く、Uberやトロリーを使うと「じわじわ効いてくる」コスト。
  • グアム：エリアがコンパクトで、シャトルバス中心ならそこまで大きな負担になりにくいです。

航空券とフライト時間の違い

次は、旅行費用の中でもインパクトが大きい航空券とフライト時間の話です。

フライト時間と体感コスト

• グアム：東京から約3.5時間
  → 「沖縄よりちょっと遠い」くらいの感覚で、子連れでも体力的な負担はかなり少なめ。
  
• ハワイ（ホノルル）：東京から約7〜8時間
  → 夜便で寝ているうちに着くパターンも多いですが、往復ともにそれなりの体力は必要です。

距離が2倍違うので、そのまま燃油サーチャージや航空券のベース料金にも差が出やすいところがポイントです。

ざっくり運賃の傾向（エコノミー）

• グアム：
  • オフシーズンのセールなら 4万円台〜
  • ハイシーズン・直前だと10万円前後になることも
    
• ハワイ：
  • 一般的な相場感として 10〜15万円前後 がベースライン
  • 年末年始やゴールデンウィークなどはさらに大きく跳ね上がります

ビジネスクラスになると、ハワイは「リゾートビジネス」の定番路線ということもあって、グアムとの価格差がより大きくなる印象です。

ホテル代とリゾートフィー比較

ホテルは、「表示価格」と「実際に払う金額」のギャップが一番大きいところかもしれません。

ハワイのホテルで注意したいポイント

ハワイのワイキキ周辺では、多くのホテルにリゾートフィーがあります。

• 1泊あたり：30〜50ドル程度が多い
• 5泊すると：150〜250ドルくらい上乗せになるイメージ

さらに、ハワイ州の宿泊税＋州税（GET）などを合わせると、宿泊代に対して約15〜18％前後の税金がかかるケースもあります。

グアムのホテルの特徴

• リゾートフィーなし、または金額が控えめなホテルが比較的多い
• 宿泊税はおおむね11％前後
• エリア自体がコンパクトなので、オーシャンビューでもハワイより割安に感じることが多いです

感覚的なまとめ

• 「同じグレードのホテルなら、ハワイの方がトータルで2〜3割くらい高くなりやすい」
• 特に、長期滞在になればなるほどリゾートフィーの存在感が増していきます

食事代とチップとサービス料

食費は、旅のスタイルによって大きく変わるところ。ここがハワイとグアムの体感物価の差を一番感じるポイントかもしれません。

メニュー価格そのものの違い

• ファストフードセット
  • ハワイ：日本の1.5〜2倍くらいの価格帯（ビッグマックセットで1,500〜1,900円イメージ）
  • グアム：ハワイよりやや安いことが多いが、日本よりは高め
    
• カフェチェーン（スタバなど）
  • ラテ1杯で日本より1〜2割以上高い感覚です

ハワイの物価感覚については、例えば
ハワイのマックメニュー完全ガイド！値段や限定品、注文方法
ハワイのスタバは高い？限定メニューと価格を解説【2025】
などで、具体的な商品別の値段を確認しておくとイメージがつかみやすくなります。

チップ文化の違い

ここが支払総額に大きく効いてきます。

• ハワイ
  • 一般的なレストランでは18〜22％程度のチップが目安
  • サービスチャージが自動的に入っていない場合、自分で上乗せする必要あり
  • 「メニュー価格＋税＋チップ」で、表記価格よりだいぶ高く感じます
• グアム
  • 伝票にサービスチャージ（10〜15％）込みのことが多い
  • 追加チップは「端数を少し残す」程度でもOKな雰囲気の店が多い

💡 体感としては、同じメニュー価格でも、最終支払額はハワイの方が1割〜2割くらい高くなりやすいです。

子ども連れでの食費イメージ

グアムは、ホテルビュッフェや一部レストランで「Kids Eat Free（大人1人につき子ども1人無料）」のようなキャンペーンが多めで、家族連れはグアムの方が総額を抑えやすい印象です。
ハワイにもキッズフリーデーはありますが、曜日や時間帯が限られていたり、ワイキキ中心部からやや離れているお店も多いです。

交通費とアクティビティ料金

最後に、滞在中の移動と遊びにかかるお金です。

空港〜ホテルの移動

• ハワイ（ホノルル空港〜ワイキキ）
  • Uber / タクシー：片道35〜50ドル程度＋チップ
    
• グアム（空港〜タモンエリア）
  • タクシー：片道20〜30ドル程度
  • パッケージツアーなら送迎込みのことも多く、追加費用ゼロの場合も

トロリー・シャトルバス

• ハワイ
  • ワイキキトロリー全ライン1日券：大人で60ドル前後になることもあり、正直けっこう高め
  • ピンクラインはJCBカードで無料になるので、持っている人は活用必須
    
• グアム
  • 赤いシャトルバスなど、1日乗り放題で15ドル前後と、ハワイと比べるとかなりリーズナブル

アクティビティ料金

• イルカ・ウミガメツアーなど
  • グアム：50〜70ドル台からツアーあり
  • ハワイ：80〜150ドル程度が相場のツアーも多い

同じような体験をするなら、グアムの方が1人あたりの単価は抑えやすいイメージです。

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ハワイとグアムの物価の選び方

ここからは、「じゃあ結局どっちを選べばいいの？」という視点で、目的や予算に合わせた考え方を整理していきます。単純に安い高いだけではなく、滞在スタイルや日数、やりたいことに合わせて選ぶのがポイントです。

ハワイとグアムどっちが安い

「安さ」だけにフォーカスした場合の話を、いったんシンプルにまとめてみます。

総額の安さで見るなら

• 同じ日数・同じようなグレードで比べると、グアムの方がトータルコストは安くなりやすいです。
  • 航空券が安い
  • ホテルにリゾートフィーがないホテルも多い
  • 交通費・アクティビティが比較的リーズナブル

1日あたりの満足度で見るなら

一方で、ハワイは

• 観光スポットの多さ
• ショッピングの充実度
• レストランの選択肢の豊富さ

など、「滞在1日あたりにできること」が多いのも事実です。
高い分だけ「体験の厚み」が増えるイメージに近いかもしれません。

💡 ざっくり言うと

• 「総額をできるだけ抑えたい」「短い日数でサクッと南の島へ」→ グアム寄り
• 「多少高くても、せっかくならしっかり非日常を味わいたい」→ ハワイ寄り

コスパ重視の家族旅行モデル

子ども連れ・三世代旅行など、人数が増えるほど「1人あたりのコスト」より「総額」が効いてきます。

家族旅行で見るグアムの強み

• フライト時間が短いので、小さな子どもでも負担が少ない
• Kids Eat Freeや子ども料金が設定されているアクティビティが多め
• エリアがコンパクトで、移動コスト・時間のロスが少ない

3泊4日であれば、大人2人＋子ども2人で30万円台に収めるイメージも十分現実的です（時期・グレードによりますが）。

ハワイ家族旅行のリアル

ハワイで4泊6日＋家族4人となると、総額で50〜80万円くらいを見ておいた方が安心感があります。
例えば新婚旅行の4泊6日モデルでも、2人で55〜70万円前後が目安という試算もあり、家族旅行だとそこからさらに上乗せされるイメージです。

コスパを上げる具体的な工夫

• 朝食はローカルの安めスポットやテイクアウトを活用
  • 参考：1日の始まりを最高に！ハワイの朝食スタイルを完全解説
• アクティビティは「家族全員で本当にやりたいものを厳選」
• ハワイならワイキキだけでなく、郊外の日帰りで自然を楽しむプランも混ぜる

2025年の円安と物価への影響

ここ数年の円安は、ハワイ・グアム両方の「体感物価」を大きく押し上げています。

為替レートが与えるインパクト

1ドルあたりのレートが

• 1ドル＝110円 → 1ドル＝150円

に変わるだけで、同じ「20ドルのランチ」が

• 2,200円 → 3,000円

というレベルの差になります。

為替レートの公式データは、日本銀行の外国為替市況（日次）一覧などで確認できます。

予算を組むときのコツ

• レートは「やや厳しめ」の数字で計算しておく（例：1ドル＝155円など）
• カード払いが中心になる場合は、海外事務手数料も上乗せしてイメージする
• ホテル代・ツアー代は「円建てで確定」できるものを選ぶと、予算管理が楽になります

⚠️ 為替や物価の情報は日々変化します。実際に予約・決済する前に、必ず最新のレートと料金を公式サイトや予約画面で確認してください。

ショッピングと免税のお得度

「物価」と聞くと、ショッピングのお得度も気になりますよね。

ハワイでのショッピング

• 欧米系ハイブランドでは、ハワイ独自の価格設定（本土より安いケース）があるブランドも
• 州税は約4.7％前後で、日本の消費税（10％）よりは低め
• ハワイ土産の定番「ホノルルクッキー」なども、内容量と価格を考えながら選ぶと良いです

グアムでのショッピング

• グアムは消費税がない免税エリアというのが大きな特徴
• ただし、ブランド品の「定価」自体はアメリカ本土と同じ水準のことも多く、
  「ハワイ特価」があるブランドについては、ハワイの方が得になるケースもあります。

お土産・日用品レベルの物価

• スーパーマーケットでのペットボトル飲料、お菓子類などは
  • 日本より1.5倍くらいの感覚で見ておくと、そこまでギャップに驚かなくて済みます
    
• まとめ買いをするなら、ハワイならアラモアナセンター周辺のスーパー、グアムならマイクロネシアモールやプレミアアウトレットのスーパー系が定番です。

まとめ：ハワイとグアムの物価と旅費

最後に、ハワイとグアムの物価と旅費について、manaなりのまとめです。

「安さ」だけでなく「旅行スタイル」で選ぶ

• グアム向きの人
  • 予算をできるだけ抑えたい
  • 3〜4日くらいの短期でサクッと海外リゾートを楽しみたい
  • 小さな子ども連れ・三世代で、移動時間の負担を少なくしたい
    
• ハワイ向きの人
  • 多少高くても、「一生の思い出になるような体験」を重視したい
  • 5泊以上の余裕のある日程で、ショッピングも観光も自然も全部楽しみたい
  • 新婚旅行や記念旅行など、特別感のある旅にしたい

ハワイとグアムの物価との付き合い方

• ハワイは、物価が高い＝マイナスではなく、「その分、体験の幅や深さがある」と考えると気持ちが楽になります。
• グアムは、「安近短」の代表として、コスパ重視でもしっかりリゾート気分を味わえるバランスの良い行き先です。

💡 大事なのは、「同じ予算でもっとも満足度が高くなるのはどっちか」を自分や家族のスタイルに当てはめて考えることだと思っています。

最後にもう一度だけ大事なことを。
この記事で紹介した金額や物価は、あくまでも2025年前後の一般的な目安です。実際の料金は、為替レートやセール、予約タイミング、旅行の条件によって大きく変わります。正確な情報は必ず各公式サイトや最新のパンフレットで確認してください。

そして、旅行の総予算や保険、長期的なお金の計画などが不安なときは、旅行会社などの専門家に相談しながら最終判断をすることも忘れないでくださいね。

その上で、「今の自分たちにぴったりなハワイかグアムか」を選べたら、きっと旅の満足度はぐっと高くなるはずです。